古いお米を美味しく炊く方法
こんにちわ
小北農場 新米女将 かおりです
またTVネタですが…f^_^;
NHK「極める!グッチ裕三のお米学」
という番組で、
¨古くなったお米を美味しく炊く方法¨
というのをやっていました
新米女将としては、興味深いタイトルでしたので、しっかりメモをとりながら拝見いたしました
お米って、精米してからは酸化が進み、味は落ちていってしまうんですね
だからできるだけ早く食べたほうが良いのです
常温保存では、精米してからだいたい1ヶ月以内に消費するのが美味しくいただける期間だそうです
しかし、1ヶ月で食べ終わらないこともありますよね
では、精米してから…封を開けてから…時間が経ってしまったお米はどのように炊いたら美味しくなるのか…
化学的な裏付けをするためにさまざまな実験をしていましたが…
要するに(笑)
昔から行われていることが本当だったんです!!
それは…
¨もち米を少し混ぜて炊く¨
結構、ご存知の方も多いと思います。
では、¨どのくらい¨混ぜるのかというと…
分量の¨10%¨だそうです
例えば3合のお米に対して45g
(だいたいカップ1/3弱)
意外に少なめです。
では、なぜ¨もち米を加えるか¨というと…
ここからちょっと専門的な話…
でも、主婦目線で子どもでも分かりやすく書きます(笑)
お米の細胞に含まれる¨アミラーゼ¨という酵素がお米を炊いたときのネバネバとしたのり状の¨おねば¨を作り出します
この¨おねば¨が お米を美味しくしてくれます
しかし、時間が経ってしまったお米はアミラーゼが少なくなっていくそうです
つまり、¨おねば¨が少ない…
だから味が落ちる…
ってことは、アミラーゼを補ってあげれば良いということですね!
そこで「もち米」!
もち米にはうるち米の1.2〜1.5倍のアミラーゼが含まれているそうです
だからアミラーゼの補給ができる!
TVでは本当にもち米の中の成分の¨アミラーゼ¨がはたらいたのかどうかの実験で、
実験用に用意された¨アミラーゼ100%¨の液体を数滴垂らして炊く実験をしていました
炊き上がったごはんを食べたグッチ裕三さんは
「極上のごはんですよ…」
と、それはそれは極上のコメント(笑)
アミラーゼさまさま!!というわけです
(アミラーゼ100%の液体は市販されていないそうです…)
小北農場のお米は、低温庫で保管し、ご注文を受けてから、ゆっくり丁寧に自家精米し、いつも”新鮮な状態”
でお届けしております。
ご家庭では、風通しが良く、涼しい場所で保管してくださいませm(_ _)m
(まとまりました!ふぅ(^^);)